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泣きたいくらいのやさしさで。@月組青年館 『 HOLLYWOOD LOVER 』 感想。

ちょっとだけ遅くなってしまいましたが楽には間に合った良かった!!(爆)


そんな訳で、21日に観て参りました月組さん青年館公演の感想です。
例によって好き放題・ネタバレ大有りですのでお気をつけくださいませ。




心配ごとが、ひとつだけあったんですよ。 観る前に。

ゆーひ君とあいあいって、お芝居合うんだろーか?

超個人的な感覚論で申し訳無いんですけど、合わないと思ってたので。
並びが似合うのは解ってたので(組んで踊ってるの見た時に感動した覚えが)
寄り添っててくれるだけで、或いは、並んで台詞を交わしてくれるだけで、
もう十分な目の保養にはなるだろうなーという、そんな期待は有ったのですが。


お芝居は、合わない気がしていました。 ぶっちゃけ全然ダメだろうと思っていた(爆)
だから期待していなかった、と言うよりむしろ心配で心配で堪らなかったのですが
(だってゆーひ君の異動直前だから!)(月組最後になるかもしれない主演作だから!)
……いざ見てみたら、予想に反して思いのほか大丈夫だったと言うか。 何と言うか。

凄く合っている! とは、思わなかった。 正直、やっぱちょっと微妙かな、と思った。

でも。 主演同士のお芝居が合っていなくても、全然問題無いお芝居だと思った。

なんだか妙に感心してしまいました。 こういう描き方も有るんだなあ!! …と。

“愛がすれ違った末に、一度別れたふたり” なので。 噛み合わずとも無問題と言うか
どっかしら合っていない方が自然だなぁと、私は思いました。 あくまで私は、ですが。
ステファーノとローズ。 ふたりの愛は、あんな形で終わりを迎えてしまったけれど
それで良かったと思うんです。 あのまま逃げ切っても、幸せにはならない気がする。
逃げたから幸せになれないとか、そうじゃなくて。 根本的に合わないように思える。
それでも一時愛し合った、その気持ちは本物なんだと思うし、見ていてそう感じたから
あまりに脆い恋愛だと思うけど、壊すこと無く想い出に出来たからこそ美しいのかな、と。


勿論、あくまで私の主観ですから。 誰にもこんな風に↑見えるとは思いませんです。
見る人が見れば、ゆーひ君とあいあいのお芝居は息ピッタリに見えると思いますし。
ただ私にはそう見えなくて、でも私はそれを “良くなかった” と感じた訳ではなくて
ところどころ微妙に噛み合ってない、あまり解り合えていないように見えたからこそ
私の目には、この悲劇がより美しく映ったから。 一層のめりこんで、感動出来たから。

“このふたりに” この作品を書いてくれたことを、凄く感謝したくなったんです。

同じ作品を見て、アテガキと思うかそうでないか、それも人それぞれと思いますが
私はこの作品をアテガキだと思ったので。 見たいものを見られたと、そう感じたので。
ゆーひ君とあいあいだからこそ、私はこの作品をここまで好きになれたのだと思うし
これをキャストを替えて見てみたいとは、全ッッ然、カケラも思いません私は(キッパリ)


ゆーひ君のステファーノと、あいあいのローズに、出逢えて良かったと思ったから。


ちょっと久々ですが、今回は出演者様別の感想を書いてみようと思います↓
ひとりひとりの登場人物を丁寧に描いているのも、この作品の美点なのではと。





       *       *       *   





   ●ステファーノ@ゆーひ君。


……超絶イイ男だった……!!(感嘆) 恰好良すぎる、素敵すぎる。
恰好良い、の一言で表してしまったら申し訳無いくらいの勢いですむしろ!
大人で、でも少年のような繊細さがあって、低温で、でも冷たくはなくて。
ローズが忘れられないのも、惜しくなる(笑)のも、ものすっごくよく解る。

ビジュアルからして、反則でしたね(何が) なんなの、あのスタイルの良さ!!
腰の位置が超高くて手足がめっさ長くて。 スーツ姿には惚れ惚れしてしまいます。
それに何より、 “成功した男” の貫禄が有るなぁと私は感じて、驚きました。
最近のゆーひ君て、 “可愛くて頼り無い” みたいな役が多かった気がするので
今回、1本芯が通ったような骨太さを感じて、なんだか圧倒されてしまいましたです。

ゆーひ君と言えばどーしても 「シューマッハ」 を思い出さずにはいられない私には
“マミさんの弟分” “ケロさんの相方” なイメージが抜けていないんですけども
思えば、ゆーひ君も今や、トプさん時代のマミさんと殆ど同じ学年なんですよね…。
それを考えるとこの貫禄も骨太さも当然なのかな、なんて感慨深く感じてしまいました。
(ただ、それを活かせるような役がなかなか当たっていなかっただけで)(………)

今のゆーひ君がこの作品と、この役と出逢えて、本当に良かったんだと思います。
と言うか私が良かった(お前かよ!) 素敵なゆーひ君に出逢えて、しあわせでした。





   ●ローズ@あいあい。


ステファーノの台詞で “野良猫” と称されてたけど、本当にそんな感じでした。
雨に濡れて震えてる野良猫みたい。 なのに、差し伸べられる腕に上手く飛び込めない。
ステファーノ@ゆーひ君はそんな野良猫ローズを強引に抱きしめるようなことはせず
そっと手を伸ばして頭を撫でてあげるような、そんな雰囲気で包み込んであげてました。

……いやー、なんい言うか、萌えました(爆) 実に萌えなカンケイのふたりだった。
あいあいみたいな娘役さんは強引に抱きしめられてナンボと思っておりましたが
今回のゆーひ君みたく、静かなやさしさで包み込むのも激萌えです。 きゅんとした。

我侭なハリウッド女優。 あいあいだからこそ、ここまで可愛くなれたんだと思います。
あいあい独特の “不安定な綺麗さ” がローズにぴったり嵌っていると感じたので。
単純に造作が綺麗なんじゃなくて、 「綺麗」 「美人」 という雰囲気が強い、と言うか。
だから “ローズ” という大女優の器を与えられても、それが身体に合わなくて
元の、素朴な “ローラ” という少女に戻りたがっているのが、その寂しさが解って。
あいあいの持つ秘めた弱さ、脆さがローズという役には必要不可欠だと思います。
その点でも景子ちゃんを褒め称えたい。 貴女、本当によくやってくれたよ!(偉そう)

私、略奪愛って基本的に苦手なんですが(笑)でも今回は厭な感じがしませんでした。
ローズ@あいあいがあまりにも壊れそうで、苦しそうで、可哀想で可愛かったから。
一歩間違えばヒステリックな女性、もしくは愚かな女になりそうな役であるローズを
厭味無く描いた景子ちゃんと愛らしく演じきったあいあいには、心底感服、て感じです。





   ●リチャード@あひ君。


1幕の間は、似合ってるんだけど、でももう一声なにかが足りない感じ…と言うか
ハッキリ言っちゃうとそこまでローズを “愛している” ようには見えなかったので
いまいちピンと来なかったのですが、2幕に総てが判明したら超納得、スッキリした(笑)
いいですねマザコン!!(え) 大好きです、こういう歪んだ愛情押し付けるキャラは。

あひ君特有の、…何て言えば良いかな、不可思議な浮世離れ感?とでも言いますか。
彼を崇拝でもしない限りは理解し難いような気がする独自のマイペース感と言うか。
それが、これまた役に上手く嵌っていて。 これも素晴らしいアテガキなんじゃないかと。

あひ君と、それから、いっぽ君は、こういう歪んだ敵役が当たりがちな気がしますが
(※歪んだ敵役=エリートで独断的、且つ何らかの劣等感を秘めている素敵キャラ)
いっぽ君が “神経質” になるのに対し、あひ君は “一見剛胆な小心者” て感じ(笑)
いや、実に可愛らしかったです。 マザコン設定が出てきた瞬間ときめきましたよ私は。

いっこだけ心配だったのは、歌ですかね。 上手い下手とかじゃなくて音程が。
音が高くなる時が苦手なんでしょーか? フラついた時にはヒヤヒヤしましたです。
声自体は決して悪くないと思うので(低音ラヴ)力一杯頑張って欲しいものです。





   ●ビリー@そのか君。


この作品のオアシス(笑) 結婚したい男 No.1!! …て、感じでした。
『マジシャン~』 観た時にも思いましたが、そのか君の声って優しいですよね。
柔らかい、あったかい声音で、奥さん(=マギー)に真摯に語りかける様は
正に “理想的な旦那様” でした。 あたし結婚したいです、このひととなら!!

ローズの不貞を知った時の、彼と奥さんの反応の違いが見事な書き分けだったかと。
友人を理解し、友情を貫くのが男。 友人に、つい嫉妬心を抱いてしまうのが女。
感覚はひとそれぞれでしょうが、私的にはこの書き分けにはとっても納得出来ました。
よく、恋人が浮気したら男は恋人を責め、女は恋人の浮気相手を責めると言いますが
女の方が同性同士で敵対しがちなんじゃないかなぁと、私は勝手に思ってるので(笑)

ビリー@そのか君の、ステファーノに向けられるひたすらに純粋でまっすぐな友情。
見ているだけで癒されました。 そのか君の魅力を、またひとつ発見出来た気分です。





   ●マギー@みずかちゃん。


みずかちゃんは “女” を演じさせたら天才的なんだな!と思いました。
『大坂侍』 でもすんごい色っぽい、しっとりとした芸者さんに目を奪われましたが
今回は、女のずるさ、恐さを垣間見まして、ただただ驚嘆させられましたです。

ローズの居場所をリチャードに漏らした時、マギーはローズに対して
「友達として、貴女を想っているからこそ漏らした」 のだと言うんですけど。
ものすっごい恐いなと思いました。 何がって、その偽善と、身勝手さが。
女優として成功してるのに恋愛まで欲しているローズが、本当は羨ましくて
自分は愛情と平穏のために女優業を犠牲にしたからこそ、ローズを許せなくて
だから告げ口した、それが本心だろうに。 あくまでローズのため、と言うのが恐い。

でも、マギー自身もそれは自覚している。 告げ口した当初は解らないけれど。
それでも自分に子供が出来た時、己がローズに嫉妬していたんだということに気づく。
そして、自身を嫌悪する。 偽っていた自分自身を、 “ずるい” のだと認識する。

……愛おしいなと、感じました。 それに、すごく共感出来るなぁとも思いました。
ずるいけど、恐いけど、でも正直な、人間らしい女の子なんだな、なんて思えて。
浮気も、略奪愛も、良くないこと。 それはマギーの言う通りだと思うのですよ私も。
けれどローズには同情出来るし、一方のマギーにも共感出来る。 誰も責められない。

三角関係を描く上で “誰も責められない” というのは一番大事なことだと思ってます。
誰にだってそれぞれの事情があるし、理由があるし、状況があるし、気持ちがあるし、
だからその場にいる者全員の立場に立って物語を描くのは、必要不可欠だと思うんです。
特に浮気とか略奪愛とか近親相姦とか、倫理的タブーに触発する題材を扱うなら尚更に。
(良い機会だからハッキリ言っちゃうけど、ヅカの脚本家さんは安易に扱うひと多すぎ)
景子ちゃんは今回、それをキッチリやってくれたと私は感じたので。 嬉しかったです。

余談ですが、マギーってのは愛称で、正式にはマーガレットという名前だそうですね。
マーガレットの愛称だったらメグの方が可愛いんじゃないかと個人的には思ってみたり。





       *       *       *   





……まだまだ書きたいひとは沢山なのですが、長くなってきたので締めます(爆)


超カッコ良かったレイ・ハドソン@こしりゅーとか(リチャードを慕う理由に涙)
可愛くてイイ女だったモニカ@まりなちゃんとか(別れる時の潔さと儚さは絶品)
素晴らしい仕事っぷりのヘッダ・ホッパー@ゆりの嬢とか(最高のスパイスだった)
とにかくキュートだった過去のローズ@らんちゃんとか(思わず一目惚れしましたよ)

月っ子さん達は皆様それぞれに良い仕事されていて、満足な観劇となりました♪
専科さん2名(ソルーナさん&まゆみねーさん)も迫力の演技で舞台を締められていて。


いいもの観た!! ……というのは、観劇後、開口一番に出てきた私の感想(笑)





さいごに、もういっこだけ。 いたく感動したことがあったので追記を。

プチフィナーレの中のデュエットダンスが本当に本当に、素敵でした。

ゆーひ君×あいあいのデュエット。 並びが美しいのは言うまでも無いですが
それだけじゃなく。 ゆーひ君が、ほんとうにやさしい目をしていたの。
あまりにやさしい、痛いくらいにやさしい、そんな目であいあいを見ていたの。


……なんだか、なんでか、泣きたくなってしまったよ。 それを見ていたら。


あいあいが羨ましい!とかじゃなくて。 イヤ羨ましいけど。 でもそうじゃなくて。



このやさしいひとに、たくさんのやさしさが降り注いでくれますように。

そんなことを思ってしまいましたよ。 だって、ほんとうにあまりにも、やさしくて。



これが月組での最後になるかもしれないなんて、私は未だに信じられないでいる。
気がついたらもう、異動日は間近だし。 発表が遅いんだよ。 劇団のばか。




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【2008/01/25 01:41】 | つきぐみ観劇日記。 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
<<では、ちょっくら日本を出て参ります。 | ホーム | はりうっどらばー観劇終了。>>
コメント
こんにちは。
ゆーひ君の記事とあって少し躊躇したんですが出て参りました(笑)

私もゆーひ君と言うとどうしてもシューマッハのイメージが強くて
マミさんの子分若しくは弟分って感じがしますです未だに。
そしてもう1つ・・・
マミさんが退団間際の頃に対談だったかメッセージだったかで
ゆーひ君が煮詰まってた時にマミさんに「自分もそーだったけど・・・」って
アドバイスや苦言も頂戴したらしくてそれが凄く有り難かったって話をしてたんです。
「貴女はどーしたいの?」って問われたって事も話してらしたような。
マミさんにとって本当に自分と重なる大事な弟だったんだと思います。

そん時はマミさんってやっぱ素敵♪って思ってたくらいだったんですが(爆)
事ある毎、ゆーひ君の難局を見るに付け、
確かにゆーひ君はマミさんの花組時代に被るなって気がしてました。
どー被るのか何が似てるのかは・・・
いつかトマさんと私が直接お会いする事があったなら
その時にでもお話しますね(笑)

私は『ハリラバ』は残念ながら観劇出来ませんでしたが・・・
トマさんの感想レポを拝読して涙が出るほど嬉しかったです。
ゆーひ君がやっと「本来のゆーひ君」を発揮出来る役に出会えたから。
そして漸く長いトンネルを抜けられるのかなと思って。

ゆーひ君はとんでもなくいい男ですよ!(断言)
これはシューマッハファンとしても自信を持ってオススメ出来ますね(笑)
オフで「付き合って欲しい男役」です私の中で!(え?)

因みににマミさんもゆーひ君の舞台をご覧になったと言う話を聞きました。
マミさん曰く「いい男になったなぁ!」って(笑)
マミさんをして「いい男」と言わしめたら本物ですよね♪
そして、マミさんもちゃんと「今のゆーひ君」を観てるんだって思うと
何だかその絆の強さに胸が熱くなっちゃいます(涙)
マミさんも「花組に行っても応援してるよ!」って仰ってるし(笑)
シューマッハフリークは当然でございます(握り拳)
これからのゆーひ君が本当に本当に幸せでありますように!
・・・ってトマさんが仰るように私も心からそう思います。
【2008/01/27 14:48】 URL | 舞奈 #-[ 編集] | page top↑
ごめんなさい!
先のコメント訂正させて下さい(ぺこり)
マミさんのゆーひ君コメントですが・・・
「大人っぽい役も本当に似合うようになって嬉しい限り!」
でございました(滝汗)
申し訳ない(土下座)

それから・・・追伸です。
「トマさん、いよいよ待望の倫敦旅行ですね♪
くれぐれもお気を付けて!しっかり楽しんでいらして下さいね!
行ってらっしゃいませ~~~☆」
【2008/01/27 20:45】 URL | 舞奈 #-[ 編集] | page top↑

>舞奈さん。

こんばんは。
コメントありがとうございました♪

マミさんとゆーひ君の関係…私も大好きです!!
関係、とか言ってしまうと何やら不思議な響きですが(笑)
でも(私が)シューマッハ大好きだったこともあり
あの頃の月組さんというのが、今でもやっぱり “特別” です。
素敵情報を投下してくださりありがとうございました!!
マミさんの感想…愛に溢れてますね。 最高の兄貴(違)です。

『ハリラバ』 、映像化しました折には、機会がありましたら
舞奈さんにも是非一度見て頂きたいですっっ!!
(って私、こんなことばっか言ってる気が)(申し訳無い…)
最近はあまり美味しい役を描いてもらえてなかった(と私は思う)
そんなゆーひ君の男前っぷりを思う存分堪能できます!!
もう、本当に本当に本当にイイ男なんですよステファーノは!!!
……ということを私も直接お会いできました時にお話したいです(爆)

オフで 「付き合って欲しい男役」 ……超同感です(え)
ゆーひ君の素敵なところは、抱擁して欲しいと思えるような恰好良さと
守ってあげたい、抱きしめてあげたいと思わされるような可愛さと
相反する筈のふたつの魅力を、兼ね備えているところだと思っとります。
現実にあんな男性がいたら最高ですよね……いませんけど(バッサリ)

これからのゆーひ君がしあわせであるように。 それに尽きますよね。
月組にいた、大切な月っ子さんだったゆーひ君を忘れることは出来ませんが
“花組のゆーひ君” のことも今まで以上に好きになるために
これから先、ゆーひ君にはしあわせそうに笑っていて欲しいなぁと思います。


【2008/01/28 21:45】 URL | トマ #-[ 編集] | page top↑
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