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正義とは何か。@星組 『エル・アルコン-鷹-』 感想。

ちょっと気になったところから突いてみます(笑) ネタバレ含。


いつもより暴言率高いかもしれません(爆) 愛は有るのですが。
あくまでも主観的な感想なので、話半分に流し読みしてくださいませ。




宙組さんの 『バレンシア』 を観た時に、某巨大掲示板(笑)にて
フェルナンドとロドリーゴが、2人でルカノールを倒すのは卑怯。
……という御意見を目にしたんですよ。 それも、一度だけじゃなく。

当時の感想 にも書いたんですけど、私は、そうは思わなかったんです。

何故かと言うと、フェルナンドとロドリーゴが振るっていたのは
正義の剣ではなかったから。 あれは、私には単なる私怨に見えたから。
あれが “正義の剣” だったなら、私も卑怯だなーと思った筈なんですけど
個人的な恨みに見えたから。 じゃあルカノールも悪いよな、と(爆)


別に、フェルナンド達を卑怯だと言うのが間違いだと思う訳ではなくて。
ただ単に、私の感性では彼らは “卑怯” にならなかった、というだけです。


――― で、 『バレンシア』 が今回の星組公演とどう繋がるのかと言いますと。


物語の終盤。 ティリアン@トウコ様とレッド@れおん君が剣を交える場面で
キャプテン・ブラック@カズ君が少しばかり、レッドの援護に入るんです。
勿論、最終的にティリアンの身を貫いたのはレッドひとりの剣だった訳で
だからブラックは本当に “少しばかり手を貸した” に過ぎないんですけども。

でも、私は、思ってしまった。

……こいつらちょっとずるいな、と(爆)




フェルナンドとロドリーゴが、2人一緒にルカノールを倒すのは良くて
レッドがブラックに少し手を貸してもらうだけのことが、どうしてNGなのか。
自分のことながらさすがに不思議で(苦笑)色々と考えてみたんですけども。

たぶん。 レッドが正義を語っているから、だと思います。

フェルナンドのよーに、口先だけの軽口的な正義(超失礼)じゃなくて
レッドは本気で正義を語っているから。 少なくとも私には、そう見えるから。
だから2人がかりでティリアンに斬りかかるのを “卑怯だな” と感じてしまう。
正義を語るなら1人でかかれ、人の手を借りるな!! …と、思ってしまう。


て、言うか。


ブラックの助太刀って、ハッキリ言って余計なんじゃ?


……と考えてしまう私はこれでもキャプテン・ブラック大好き人間です(主張)
カズ君のブラックは大好きなんですよ。 ビジュアルからもう一目惚れして
その後は出てくるたんびにオペラで追っかけ回してたくらい、ラヴなんです!!
でも私はドライな人間なので。 どんなに好きでも、盲目になれない冷血漢なので。
ブラックのことは愛してるけど、それとこれとはスッパリと別問題(きっぱり)

ごめん、ブラック。 君の助太刀は、正直 邪 魔 だと思います(正直すぎ)

君が手を出してしまうと、正義を語ってるレッドまで卑怯に見えてしまうのよ。
て言うかティリアンと君とは無関係なのだから割り込まないのが筋ってもんだよ。
立ち回りが減っちゃうのは淋しいけども、そこは大人しくしておいて欲しい。




このお話。 ヅカにしては珍しく、主人公側が “悪” なんですよね一応。
レッドの方が真っ向から正義を信じてる、正統派にタカラヅカらしいヒーローで
目的のためなら手段を選ばないティリアンは通常なら2番手に回りやすい役。

実は私、この “タカラヅカらしいヒーロー” てのが苦手だったりします(爆)

好きになれないんですよ。 復讐だとか、そういう個人的な問題から出た感情を
“愛” とか “正義” とかそういう大義名分に置き換えて正当化するキャラクタは。
申し訳無いんだけど偽善だな、と感じるので。 だから 「義賊」 も、私は苦手。
それがどんなに崇高な志のためであっても、罪は罪。 犯罪は犯罪。 私はそう思う。
(て言うか “崇高な志” なんてものが通ってしまったら世の中なんでもアリですよ)
(何をもって崇高と言うか、高貴と呼ぶか、そんなものは口にする人間の主観なのだ)

どんなに醜かろーが、カッコ悪かろーが、無様だろーが、自己中に見えよーが、
個人的な事情に起因してる感情なのならハッキリ私怨と自覚しろ、と思うのです。
大義名分振りかざす偽善者よか、私的な復讐に燃える自己中のが共感できます。
もしもフェルナンド(@ 『バレンシア』 )が本気で国のためと思ってそうだったら、
もしもカールハインツ(@ 『霧ミラ』 )が祖国のためにロレンツォを撃ってたら、
私は彼らを大嫌いになっていたと思います。 自己陶酔なカンチガイも大概にしろと。


正義のために人を殺す、って、いちばん理解できないんですよ。 私は。
そんな形の無い、目に見えない、あやふやなもののために殺人を犯していいの?
そう思ってしまうから。 個人的恨みによる犯行の方が、よっぽど納得できる。
だから許される、という訳では無く。 殺人なんて、どんな理由でも許されない。
許されないからこそ、せめて納得したい、共感したいと思う訳です。 私の場合。
(注 : あくまで私の場合、ですので。 間違っても一般論とは思わんでください)


だから今回のティリアンというキャラクタ、私はけっこー好きだったりします。
野望? 陰謀? 大いに結構(笑) そりゃ人を殺しちゃいけないですがね。
けれど 「正義のため!」 なんて正当化しながら人を傷つけて悦に入ってるよーな
カンチガイ・ヒーローよか100倍マシだし、マトモだとも思います。 私的には。


じゃあレッドが嫌いなのかと言いますと、それがそうでもなかったりしますが(笑)
正義の名の下に海賊やってるレッドが何故、私の中で許されているのかと言うと
それはもう、超主観で申し訳無いのですが、演じているのがれおん君だからです。
レッド@れおん君は本当に、阿呆みたいに純粋に、正義を信じてるように見えるので
それはそれで有りだなと思えるんです。 スミマセンこんな理由で。 でも本音。

役者さんと役(のキャラクタ)との組み合わせってのも、私には大切な要素なんです。
『オクラホマ!』 観た時には主人公の偽善者っぷりに辟易した私なんですけども
観劇後の感想で 「ワタルさんが演じてくれてたら許せたかも」 と書いたんです確か。
ワタルさんは私の中で、形の無い “正義” を真っ向から信じても良いひとなんです。
れおん君も然り。 役者さんの持つ熱量が、私にそれを疑う余地を与えないのです多分。



タカラヅカ的なカンチガイ・ヒーローってぶっちゃけ 馬 鹿 だと思うんです(爆)
でも、そんな “お馬鹿さん” を、愛すべき人物として演じられるひとも確かにいるの。
そういうひとが演じてくれさえすれば、冷徹な私だって十分に誤魔化されるのですよ。

なので今回の配役には全く異論無し。 サイトー君GJ万々歳!!でございます。
だってもしもトウコ様がレッドだったら私たぶん騙されなかったと思う(ある意味暴言)



ティリアン@トウコ様にレッド@れおん君。 完璧な、理想的な対比だと思います。
『龍星』 の時にも思ったけど、この2人の陰/陽は交代しない方が私は好き。
トウコ様が影で、れおん君が光。 けれど 『龍星』 では完全に負けてたれおん君が
今では大きくなって、トウコ様とタイマン張って、食らいつけるくらいになっている。

だからこそ、あのラストが好き。 レッド達が勝利して笑っているラストが。

人を殺しておいてあんな和やかに…と一瞬戦慄が走ったのも事実ですが(苦笑)
でも個人的な復讐を正義のためであると幸せなカンチガイをして、笑っている
そういうのが、れおん君なら許されると思った。  矛盾を含んでなお、輝くから。


……だから余計に、あのブラックの助太刀ジャマ、と思っちゃうんですけど(笑)


それでも、ブラック大好きだからなあ私は。 彼をこれ以上責めるのは辛いのだ。
ティリアンのこともレッドのことも、なーんも考えてなさそうな彼だけど(爆)
色気の無い言動も含めて、頭弱そうなキャプテンが好きでたまらないんです本当に。

もしかしたら私は、彼が正義も野心も主張してないから好きなのかもしれない。

小難しいことは何も考えず、ただ感じるまま動く。 信じるのは己の本能のみ。
レッドとはタイプが違うけど、彼もまた “愛すべきお馬鹿さん” だと思います(笑)




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【2008/01/05 00:26】 | ほしぐみ観劇日記。 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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