スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
永い旅の果て。@花組 『ラブ・シンフォニー』 感想。

どーーしても今日(25日)、これだけはUPしたかったので。


花組さんの感想、そのに。 と言うよりオサさんへのラヴレター(爆)
例によって好き放題書いとります。 すべての言葉に愛をこめて。




正直言って、全然期待していなかったんですよ、今回のショー(爆)


何故かというと、これまでに中村B氏の演出で感動した記憶が殆ど無いから。
あくまで主観的なお話ですが、中村A氏 or B氏の作られたショー作品って
今までに何度か観ましたけども印象に残ってないんですよ(ばっさり)
オカダ氏 or クサノ氏ほど 「うわー、苦手だあ…」 と思う訳ではないのですが
(お二方の作品は嫌いではないのですが、好みじゃないんです申し訳無い)
逆に考えると、好きとか苦手とか思わないくらいに印象が薄い、とも言う(暴言)

なので、苦手な作品だったらどうしよう…という不安は無かったんですけど
「どんな作品かしら、ワクワク☆」 とゆー類の期待も全くしていなかったです。
すみません、こんな観客で。 心底無駄に正直な奴でホントごめんなさい…。




ところが。


そんな気持ちで観に行ってたから、かえって予想を裏切られたというか
単純に。 良い作品だなあコレ! と感じられたので本当に嬉しかったです。




退屈だなあ、おもしろくないなあ、と思った場面も無い訳じゃないけども。
ハッキリ言っちゃって申し訳無いんですが第3章は私には合わなかったです。
ピンクの衣装を着たまとぶ君が、娘役さん達を侍らせて歌い踊る場面。
特にストーリー性は無いみたいだし(スミマセン、根っから芝居好きなんです)
ならば見せ方が面白いかと言うとそんなことも無く(爆)振り付けは超単調だし
まとぶ君の優美さと、周りの娘役さんウォッチングくらいしか楽しみが無くて
目の保養にはなったけど、も少しどうにかならなかったのかなーとも思ったり。

だから、全体通してものすっっごく好きなショー! と思った訳では無いです。
その辺に関しては正直、いつもの中村B氏作品とあまり変わらない感想だった。
可も無く不可も無い。 悪くはないけれど、特別良くもない極普通のショー。
下級生まで皆積極的で華やかな花組さんでやったから、それなり面白いけども
他の組ならどうだったかなー…と思えなくもない、私的にはそのくらいの評価。


でも。 『ネオ・ダンディズム!』 観た時にも、同じよーなこと思ったんだけど
ショーはひとつでも印象に残る場面があれば好きになれるみたいです。 私は。
『ネオ・ダンディズム!』 は私の苦手なオカダ先生の作品だったから不安一杯で
観てみたらショーだっつーのに台詞出てくるし(私はこれが一番苦手なんです)
不満な点が、無くはなかった。 むしろ色々あったんですよ。 微妙に感じるとこは。

けれど観終わってみれば、観て良かったな、良いショーだったなと思ってました。
「惜別-オマージュ-」 の場面が目に焼きついて、胸がいっぱいになってしまって。
組子さん一人一人と絡むワタさんの、ものすっごく優しい、やわらかい笑顔が
そんなワタさんと向かい合う組子さん達の、特にトウコさんの楽しそうな笑顔が
なんだかせつないくらいに嬉しくて、もうこれ見られただけで自分は幸せだ!!と。



私は今回の、花組さんのショー 『ラブ・シンフォニー』 に対しても
似たような感想を持ったというか、凄く “残った” 場面がひとつあるんです。

第5章 「スペイン交響曲」 。 スペインに辿り着いた旅人@オサさんが
スペインの人々に扮した組子さん達に迎えられ、見守られ、また旅立っていく。

この場面が本当に、きつかった。 喉痛い頭痛い鼻グズグズ、みたいな(爆)
オサさんを囲んでいる花っ子さん達の視線が、あまりにあったかくてせつなくて。
やっぱり私は、トプさんてのは、組子さん達に支えられてこその存在だと思うから
なるたけ多くの組子に見送られる場面が、卒業公演には欲しいなって思うのですが
実際観ると、キツいですねやっぱり(苦笑) 嬉しいけどそれと同じくらい痛い。



最初は、花組から動いたことの無い、生え抜きのトップであるオサさんに
“旅人” という設定は似合わないんじゃないかと、そんなことも思ったんですが
考えてみればこの場面、舞台はスペインから動かないし、前後も無いんですよね。
旅人がスペインにやってきた時から、去っていく日までしか、描かれていない。
それがなんとなく私には、タカラヅカにおけるオサさんの歴史に見えてしまった。
花組に配属されたオサさんが、そこで過ごし、そしてそこから旅立つまでの歴史に。

“生え抜き” ってやっぱり凄いな、特別な何かだよな、なんて思ってしまった。

――― 勿論、生え抜きでないトプさんを否定したり、下に見るつもりではなくて。

でも新専科だの2番手シャッフルだの、私にはここ数年の人事が理解できなくて
だからこそ余計に、だと思うんですが。 生え抜きトプさんて凄く貴重だと思う。
何があっても、どう考えても、その組の歴史から絶対に切り離せないと思う。
……生え抜きでないトプさんなら切り離せる、とは言うてませんよ。 念のため。
ただ、トプさんの歴史がその組から始まり、そこから離れることなく、そこで終わる
それが凄く大きくて重いことなんじゃないかと。 私には勝手に、思えるだけで。


タカラヅカでのオサさんの “今まで” を振り返ると、周りにいるのは花っ子さんで
オサさんが立っているのは花組の舞台で。 支えているのも花組のトップさんで。
そして当然、私がヅカを観始めた時からずっと、オサさんは花組の中にいて。
それはいつでも変わらなくて。 いつ観ても、いつだって、オサさんがそこにいて。

だから、なんだと思う。 “オサさん” がずっと、花組さんに残る気がするのは。
観劇直後、オサさんが花組に遺していくものは一杯あるんだな、と何より思った。
何故かは解らないけれど確信的にそう思った。 絶対にそうなんだろうと確信した。
今なら解る。 自分がどうして、観劇後に何よりも強く、そんな風に思ったのか。


私がタカラヅカを観始めた時から。 初めて、花組さんの公演を観た時から。
オサさんはずっとそこにいて、そこでトップさんになって、そこから去っていく。
私が “花組さん” を思い出す時には、その中には絶対に、オサさんがいるから。
それはきっとこれからも変わらないから。 オサさんが卒業しても、変わらない。




私はオサさんが好きで、オサあやねが好きで、今の花組さんが大好きだけど
オサさんの他にも好きな生徒さんが沢山いる、キホン浮気者なヅカファンだから。
誰か1人を特別に好き、という訳じゃない。 オサさんのファンて訳じゃない。
それでも、オサさんのことは見てきたから、私なりに色んな想い入れがあって。

今だから言う。 2番手さんがコロコロ変わるのが、私は快く思えなかった。

私は “オサアサ” が好きだけど、特別な想い入れは無い方だと思う。 たぶん。
2人がトークしてるのを見るのは好きだけど、下級生時代から見てた訳じゃないし
いつかオサさんがトップになって、そしたらその時は瀬奈くんが2番手で…とか
そういう想像も、したこと無い。 だから 「普通に好き」 と思うくらいかな、と。
想い入れが無いのに偉そうに語っちゃいけないと思うから、語ったことも殆ど無い。

けれど “2番手ポジション” ってのは少し特別だな、とも思ってるのですよ私は。
トップ娘役さんの丁度真逆に位置する、組子さんの中でも特別なポジション。
一番近くでトップさんを支え、一時的にトップさんの代わりを務めることもある。
そういう場所だと思うから、2番手さんは組替えとかすべきじゃないと思うんです。

私がこう思うようになったのは、……かしちゃんの件が一番大きいんですけど。
もうひとつ。 花組さんの 『ファントム』 も、キッカケだったりするんです実は。
運良く手に入れたチケットで前楽を観に行った時、異動が近かったゆみこちゃんが
銀橋でオサさんと抱き合う場面が、えらい長くて。 なかなか離れなかったの。
涙ボロボロでお芝居した後で、ずーーっと抱き合っているふたりを目にしたとき
ゆみこちゃんを異動させるのは間違いなんじゃないかって。 そう思ってしまった。
このひとを動かしていいのかなって。 突然に、そんなことを、考えてしまった。


私は雪組大好きだから、ゆみこちゃんが来てくれることは素直に嬉しかったけど。
そして、まとぶ君のことも大好きだから、花組の2番手さんとして不満は無かった。
でも、そうじゃなくて。 そういう問題じゃなくて、なんだか違う、って感じて。
瀬奈くんが異動してしまってからは、ゆみこちゃんがオサさんを支えていたのに
ずっとオサさんの隣りにいたのに、そのひとがいなくなっていいの? そう思って。


引っかかっていたんですよ。 ずうっと、このことが。 言えないでいたけれど。
今のゆみこちゃんを応援している方にも、今のまとぶ君を応援している方にも、
言われたくないことなんじゃないかな、と思ったら、口に出す気にはなれなかった。
今更になってどうして蒸し返しているのかと言うと、その引っかかりが溶けたから。
ずーーっと引っかかっていたこのことが、溶けたから。 今なら言えるかな、と。


引っかかりが溶けたのは、 「GRAPH」 と 「歌劇」 のオサさん卒業特集で。
サヨナラ対談の相手にオサさんは、先ず 「GRAPH」 では瀬奈くんを指名した。
なんとなく予想はついてました。 で、当たって欲しくないとも思ってた(爆)
オサアサ好きな方には、ごめんなさい。 私も、オサアサは大好きなんだけど。

大好きなんだけど、今は見たくなかったの。 今見るのは、私には、辛かったの。
かしちゃんが雪組からいなくなって以来、 “2番手” が解らなくなっていたから。
組にとって、劇団にとって、タカラヅカにとって、2番手って何なんだろう、と
2番手さんにどんな風に想い入れを注げばいいのか、注いでいいのかも解らなくて
だからどの組を見ても、 “トップコンビ” には安心して想い入れを注いでいっても
“トップと2番手” には上手く想い入れられなかった。 想うことを、避けていた。
特別な想い入れなんて、無い方が楽だと思ったから。 裏切られるのが恐かった。

だから今更、思い出したくなくて。 瀬奈くんがオサさんの隣りにいたことを。
“2番手さん” というのが自分の中で特別な存在だったと、思い出したくなかった。
……私ね、かなり前には、2番手さんを “準トップさん” と呼んでいたんですよ。
2番手さんの組替えを目の当たりにしてからは、とてもこうは呼べなくなったけど。


私の中で “2番手さん” てのは特別で、花組2番手の瀬奈くんも見たことがあって
だからこそ 「GRAPH」 の対談は読むのが辛くて、読み飛ばした(ゴメンナサイ)けど
「歌劇」 の対談相手に指名されたのがまとぶ君だったことは、私の予想外でした。
ハッキリ言って全ッッ然予想してなかったので。 正直、ものすっっごく驚いた。
そして、感服した。 オサさんというひとの器の大きさを、思い知ったような気がした。

私が勝手に傷ついて、恐くて目を逸らしてるものを、このひとは正面から見つめてる。

瀬奈くんが異動したとき、ゆみこちゃんが異動したとき、オサさんがどう思ったのか
私には解り様が無い。 私は単なる一観客で、舞台上のものしか見ていないから。
そして今、まとぶ君が花組を継ぐことを、オサさんがどう感じているのかも解らない。
ただ私には出来ないことだと思うから、凄いなあ!!と勝手に思っているだけだけど。



あまりに簡単に替えられるのが嫌で、私は “2番手さん” から目を逸らしたけど
オサさんはちゃんと見つめている。 瀬奈くんのことも、まとぶ君のことも。
それが私には衝撃で、胸の奥に残っていた小さな棘をひとつ、溶かしてもらった。




これも今だから正直に言えるけど、新生花組さんが中日に持っていくショーが
『ラブ・シンフォニーⅡ』 だというのも最初に聞いた時は密かに、イヤでした。
前任トップさんの卒業作品は、ファンにとっても組にとっても “特別なもの” だと
私は勝手にそう思っているので、軽々しく再演なんかして欲しくないと思ったから。

でも、実際にこの目でこの作品を、オサさんの卒業作品を、見てきたら。
考えが180度ひっくり返りました。 中日でのこのショーが楽しみになった。
“花組の2番手さん” としてのまとぶ君を正面から見つめている、オサさんなら。
花組から始まり、花組で育ち、花組から去っていくオサさんが花組に遺すもの
それが沢山あるように私には思えるから、再演されても大丈夫だと、そう思えた。

だって、 “オサさんが” 遺していくのだから。 他でもない、このひとだから。
きっと大丈夫。 中日劇場での公演だって、絶対に素敵な、あったかい再演になる。

理屈抜きでそう確信できた。 なんでか。 何故か、でもなんとなく、信じられた。




旅人が、皆に見守られながら、あったかい空気の中旅立っていく場面が大好きです。


私のタカラヅカに対する想い入れは、この先も何度か、裏切られるかもしれない。
それでも、何度裏切られても、この作品のこの場面のオサさんを思い出せば
タカラヅカってあったかい、そんな風にまた思えるような、そんな気がするから。




本音言うと何度か、見限ろうとした筈なんです。 いい加減もう厭だと思ったのに。
やっぱりまだ私はタカラヅカから離れられない。 見続けることをやめられない。
小さな痛みを訴え続けていた棘がひとつ、オサさんの大きさに溶かされてしまった。


まだ当分は離れられないし、これからの花組さんも勿論、見続けるんだと思う。


そして私にとってはいつまでも、花組には “オサさん” がいるんだろうな、と思う。








オサさん、ご卒業おめでとうございます。


トップに就任されるより少し前から、オサさんのことは見てきたけれど
何時よりも、タカラヅカから去っていく今がいちばん、貴方のことが大好きです。




スポンサーサイト
【2007/12/25 01:05】 | はなぐみ観劇日記。 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<己という存在のちっぽけさをまた、思い知る。 | ホーム | いまだに死ぬほど好きなもの。>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://toma723kanon.blog50.fc2.com/tb.php/284-26fe8f2e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。