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見えるものと、見えないもの。@月組 『MAHOROBA』 感想。

そういえばショーの感想を全然書いていなかったので(爆)
ちょっと今更ですが、2回観劇ぶんの感想をまとめて書いてみました。


作品に対しては、持ち上げたり落としたりしてます。 絶賛派の方は要注意。




今回の月組さんの公演、私は結局2回観劇致しましたが
ショーを改めて観ました時、ちょっと驚きました。 印象が違ったので。

この作品、センター席から観ないと本当の良さが解らない気がする。

…ってのは私の超個人的な感想なので、あまり気にせんで頂きたいのですが。
因みに私の席は1回目が1階の下手寄りサブセン、2回目が1階センターブロック。
一度くらいは2階席から観たかったんですけど…まぁそんな愚痴は置いといて。


初見から面白いなぁと思ったのは後ろの、モニターと言うのか電光板と言うのか
よく解りませんがアレ(爆)がいつになく頻繁に使われていたことです。
今までは、せいぜい文字が浮かぶくらい?しか見たこと無かった気がするので。
こんなに最初っから最後までアレが大活躍してるのも珍しいなあ! と思いまして。

……が。 背景に注目したのは最初だけで、第4場辺りからは全然見てなかった。

申し訳無い。 だって見えづらかったんだもん。 サブセンからじゃ斜めって見えて。
それに、ものすごーく必要なものとも思えなくなってきたから、ついスルーを(爆)

だから2回目に観に行った時、センター付近から改めて見てみたらびっくりした。
背景、超必要じゃん!! とっても良い効果になってたんじゃないですか!
特にあの場面ね。 第9場のA。 ヤマトタケル@瀬奈くんが死んでしまうところ。
背景の椿が落ちるのに合わせて、紅い衣装の月っ子さん達が舞台上に出てくるの。
センターから見てると舞台が(背景含めて)端から紅く染まっていくのが凄く印象的。


たぶん作品のヤマ場なんじゃないかと思うあの場面を見た時、ふと思ったんです。
この作品、センターから観ないと本当の良さが伝わらないんじゃないかな。 と。
だってサブセンから観ると、背景の椿と月っ子さんの動きは連動して見えないもん。
サブセンと言っても 21番 ですから、そこまで下手寄りって訳でもなかったのに。

勿体無いなあ。 作品自体も面白いし、新鮮な試みだと思うんだけどなあ。

……と思う反面、センター中心に作ってあるってどうなの? とも、ちょっとだけ思う。
舞台って映画とは違うからなあ。 平面じゃない、あくまで立体の世界ですから。
細かいこと言うと、タカラヅカの劇場は脇の席が低価格にならないからさー(笑)
座席料金の区切りは列番号だから、後ろに座るほど観辛いのは仕方無いと思うけど
脇で観辛いと損した気分になるかも、と思って。 だって東京の劇場ならまだしも
大劇場の端って90番とかですよね? ……実は相当見え辛いんじゃないかな(ぼそ)


下手や上手に座ることで、他の席からは見えないものが見えるのは良いと思う。
現に私は、何度もリピートする時にはそれを狙って色んな席に座る人間だし。
座る場所を変えることで見えるものもまた変わるってのは、凄く楽しいことだから。
映画には絶対真似できない、演劇の醍醐味。 同じ作品を何度でも楽しめる特権。

でも。 席を変えることで肝心なものが見えなくなってしまうのは、どうなの?

『MAHOROBA』 の問題点は、あの背景も含めてひとつの作品として成り立っていて
そして、その作品の一部である背景が、端の席からでは捕捉出来ないことだと思う。
なにも演劇にモニターや電光板を使うな!! と言うてる訳ではなくて、ですね。
センターから観ないと不完全な作品に映ってしまうのは、私には少々疑問に思える。
平面に映す画像がサブセンからは見辛いことくらい、ふつーに考えて解るんだから
(まさか謝センセ、舞台稽古の時センターからしか確認しなかった訳ではあるまい…)
それならそれで、画像はあくまでアクセント程度に留めておいて欲しかったなあ、と。
センターから観て初めて完璧に見える、なんてサブセンにはあまりにも損ですにゃ。



……と、しょっぱなからキツイ言葉のオンパレードになってしまいましたが(苦笑)


作品に対して、それほど腹が立った訳では無いのですよ。 むしろ結構満足でした。
前にも書きましたとおり、私は文学部出身のくせに日本神話に興味が無くて(爆)
そんな私でも物語はそこそこに理解できましたし。 だから、十分楽しめましたし。
私は脈絡無い場面を繋いだだけのショーより、ストーリー性ある方が断然好きですし。
台詞は、無いなら無い方が嬉しかったけど、半分歌劇状態だから良いかな、と(甘)

好きか嫌いかで言ったら、好きな作品でした。 素直に、普通に楽しめました。
月っ子さん達は皆ビジュアル系だし(笑) 原作は少女漫画でしたっけ?て感じだ。


でも。 リピートするかしないかと言ったら、しないかな。 ショー目当てでは。
無駄に正直でゴメンナサイ(爆) 凄く面白かったし、好きだなぁとも思うのですが。
なんでだろう…たぶん、勝手な妄想の入り込む余地があまり無い作品だから、かな。
私の勝手な好みとして。 ショー作品には曖昧な部分が残っている方が好きなんです。
あの場面、意味ワカンナイ! じゃー自分で考える!! って作業が大好きなので(笑)
あんまりハッキリ物語が決まっちゃってると、一度観れば満足してしまうんだと思う。
(物語的な要素が全く無いと、それはそれでツマンナイんですが)(なんて我侭なんだ)

……私、 『ドリキン』 で大人気だった1部より、2部にハマった人間だからな(苦笑)
1部は初見でストーリーが把握できたんで、後はかなり気ぃ抜いて観てた覚えがある。
何回観ても同じ物語にしか見えないし、新しい発見なんかも特には増えなかったんで
さすがに2X回観たら飽きましたね(爆) そのぶん、2部に備えて気合いを温存してた。
(2部はオペラ上げっぱなしの気合入れっぱなしだったから本当に疲れたんですよ…)
(特に詩人@かしちゃんの登場シーンはコンタクトが乾く乾く)(瞬きしないから)(おい)


うーん。 正直なところ、謝先生の演出は、お芝居の方が好みかもしれません。 私。
『凱旋門』 くらいしか観たこと無い気がするけど(爆) でも大好きだったなあ、あの作品。
そういえば宙組さんの 『激情』 も柴田氏脚本・謝女史演出の作品だったでしょうか。
あれはお友達さんから映像戴いて(またか)見ましたが、なかなかツボでございました♪

きちんと “物語” を表現する方が、得意なんじゃないのかなあ。 謝先生は。

“見えないもの” と “見えるもの” を駆使して練り上げるようなショー作品よりも
物語をハッキリ見せる芝居作品の方が、謝先生の良さが出る気がする。 個人的には。
現に舞台装置とか、物語を “魅せる” ために仕掛けるのは凄く上手いと思うんだけど。




最後まで苦言を呈してるっぽいですが(爆)本当に良かったんですよ、この作品。
ただ、私の好みからはちょっとズレていたかなあ、と思っちゃっただけで。
単品で語るなら、ヤマトタケル@瀬奈くんは全部の衣装が似合ってて素敵だったし
(最初の辺りでお父さんに向ける、懐っこい笑顔が可愛すぎ)(子犬みたいなの!)
オトタチバナヒメ@かなみんは華やかで愛らしい上、ソプラノが素晴らしく綺麗。
サルメ@きりやんとサダル@ゆーひ君は揃ってリアル男子風味に格好良かった!!
シューマッハ時代に想い入れが有る者としては、このふたりのシンメは大好きです。

そして、何より。 この真ん中4人の組み合わせは、どこを取っても凄く良かった!
瀬奈くん×かなみんはとにかく可愛いカップル。 中詰めで組んで踊る時なんか
ふたりともがすっごく柔らかい、安心感ある笑顔を見合わせていて超可愛かったです。
瀬奈くん&きりやんは常に息が合いますね。 剣を投げ渡す場面が特にツボでした。
瀬奈くん&ゆーひ君の同期コンビは、男役陣がうちわ(違)を持って踊る場面で
ほんの少しだけ絡むその瞬間に、悪戯っぽい笑顔を交し合っていたのが印象的でした。
普段はクールなゆーひ君にあんな笑い方されると、きゅんとしますよ。 反則だ(笑)


すっかり瀬奈くんに余裕が出てきた(ように私には見える)のが大きいのか
今の月組さんはとっても充実期だと思います。 安心感と言うか、安定感がある。


今回のショーは若手さんにもちらほらスポット当たっていて、それも良かったですね。
もりぞー君がセンターで踊り出した時にはびっくりしました(爆)(ある意味失礼)
個人的に印象に残ったのは、マギー君。 初見の4場だったか8場だったかの冒頭で
男役さん達が力強く踊る中から 「ウラアァッ!!」 と誰より太い雄叫びが聞こえて
誰かと思ったらマギー君でした(大笑) あのひとホント男前! ホントおもしろい!!

それからこれも個人的趣味のお話ですが。 あひ君&そのか君のコンビが好きです。
第4場でセット扱いだったんですけど、本当に兄弟みたいで(笑)なんか可愛くて。
そのか君は今回もソロダンスがあったり、月組さんに来てからというもの大活躍ですね。
花組3兄弟の解散は寂しかったんですけど、異動は成功だったかもしれないなあ、と。
(あひ君の異動が成功だったのかは今んとこ微妙ですが)(しっ!)(だってだって!!)
……すみません。 個人的に、あひ君ダイスキなので。 今とっても心配なんです。
お願いですから誰か彼を上手く使ってやってください特にお芝居で(切実)(超切実)



色々言いましたが。 総括するなら、面白い作品でしたよ。 ええ、とっても。
(と、無理矢理まとめてみる)(あまりまとまってない気もしますが)(…………)

何より、他のどの組よりも、月組さんで見れて良かった!! と私は思ったので
そういう点で素晴らしい作品だったんだと思います。 アテガキされたのかは謎ですが
少なくとも、他のどの組でやってもいーや、的な作品ではなかったように思える。
安定している今の月組さんだからこそ、その魅力を発揮できたんじゃないのかな、と。


瀬奈くんカラーが浸透してきた月組さん。 ……改めて、素敵な組ですね(しみじみ)




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