スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
きっと、やさしすぎるひと。@イケコ作品について語ってみる。

次回花組さん大劇公演のあらすじを○会の冊子で読みましたので
タカラヅカきっての敏腕演出家・小池氏について語ってみる。


それなり毒も吐いてます。 最近の作品はあまり褒めてないかも(爆)




なりたくない職業ナンバーワンなんじゃないかな、とたまに思うことがある。


――― 何がって、 タカラヅカの演出家 が。



自分もファンだからこそ敢えて言いますが。 ヅカファン、うるさいんだもん(笑)
野球なんかサッパリ出来ないくせに三振には野次飛ばす一部の野球ファンと一緒。
初見終えた途端、筋が通ってないだの矛盾だらけだの駄作だのってもう、文句ばっか。
オマケに出来が良かったら生徒の力、悪かったらスタッフと劇団が悪いのが基本。

いやあ、実に理不尽且つ不愉快な存在だろうなーと思います。 勿論、自分も含めて。



私はその時々でのヅカ事情に疎い方なので、各演出家さんの人気もあまり知らない。
ので、イケコは人気が高い方なんだろうと勝手に思い込んできました。 ずっと。

その辺の真相は今もよく解らんままだけど(爆)でも、いっこだけ驚いたことがある。

『NEVER SAY GOODBYE』 の評判が、私の知る限りではすこぶる悪かったこと。

私はあの作品けっこー好きだったから、駄作と言われてるのを聞いてびっくりした。
とはいえこの評判もあくまで私の聞いた限りなので。 統計取った訳じゃないし。
私以外にも 「好きだった!」 て方はいるでしょうが。 てか、いると信じてますが。


そもそもが私の場合、周囲の意見とは悉く反対を行ってしまうことが多いんですけどね。
我が愛する雪組さんの上演作 『DAYTIME HUSTLER』 は評判良かった気がするのですが
正直、私は得意でなくて(苦笑) こんな風に少数派に入ってしまうことが多いので
私の意見ってのは大概の場合、きっと一般論からは外れちゃってるんだと思うのですが。


今からイケコについて語るのは、そんな奴です(笑) 悪しからず御了承下さい。




『ネバセイ』 は結構好きだった私だけど、それでも大絶賛しようとは思わない。
ぶっちゃけてしまうと少し前のイケコ作品のが、もっともっと好きだったりもする。

少し前の、と言うと、月組さんの 『LUNA』 と 『薔薇の封印』 。

なんでこのふたつなのかと言うと、思いっきり感覚論で申し訳無い限りなのですが
イケコ自身が楽しみながら作ったんじゃないかな、と思えるからです。



私はいつも、この作品は何を言いたいのかな、何を伝えたいのかな、ということを
一番重視して観ているので、実は細かいとこまでは見ていなかったりもして(苦笑)
“無難にまとめた作品” ってのがどうしても好きになれないんですよ。
なんとなく見せ場作って、格好イイお衣装用意して、耳に心地良い曲を用意して、
「悪くない感じ」 に見えるよーに、平均点ちょっと上を目指して作られたものは苦手。

物語の軸が多少ブレていても。 細かな矛盾点があっても。 舞台転換が微妙でも。
それでも “これが作りたかった!!” という熱さが伝わってくる作品が好き。
それが “この生徒でコレをやりたかった!!” だと、もっと好き。 私はそんな客。


『LUNA』 はビデオでしか見てないけれど、そういうワクワク感が伝わってきた。
イケコは ALEX のようなキャラをマミさんに演らせたかったんだろーなー、と(笑)
当時のマミさんファンの方々がどういう反応だったかは、知らないけれども
サヨナラショーの締めが ALEX だった辺り、評判は悪くなかったんじゃないかなと。
(因みに元マミファンである我が母がマミさんに落ちたのは正にこの作品でした)
再演して欲しいとも思わないしなー。 あの名台詞(笑)はマミさんにしか無理だ。

『薔薇の封印』 はイケコ自身リカさんのヴァンパイアを見たくて考えた作品なのか
それとも吸血鬼を演りたがってたリカさんの為に書いたのか、は謎だったけど
『LUNA』 ほどでは無いとはいえ、熱意とコダワリが感じられる気がして好きだった。


どちらも、見終わって深いものが胸に残る…って類の作品ではないんだけども、
でも、おもしろかった。 素直に最後までおもしろがって観ていられた。
……それって作者がおもしろがって作ったからこそだと思うんですよね。 私は。



最近のイケコの作品は、少し変わってしまったかなあ、という気がする。 勝手に。
「楽しんで作ろう」 が、 「楽しませる為に作ろう」 になってしまったように見える。
イヤ、私は別に制作現場を覗いた訳でもないので。 本当のところは解りかねますが。

いつからだったか、イケコの書く “人間” に、キャラクタが見えなくなった気がする。

『ネバセイ』 のジョルジュも、 『ハスラー』 のローリーも、私にはそう思えてしまった。
ジョルジュが動くたびタカコさんが見える。 ローリーが喋るたびかしちゃんが見える。
『マイトラ』 のマックスは記憶喪失なんて設定が付けられてたから、余計そうだった。
“キャラクタとしての” そのひとが見えないから、何やってもまとぶ君の残像が見える。


描かれてるキャラクタが薄いから、生徒さんのキャラで埋めるしか無い。 そんな感じ。
登場人物が物語を動かしているんじゃなく、流れてく物語の中に登場人物がいるような。
だからベルトコンベアみたいな、どんどん進んでいっちゃう印象になるんだと思う。
そういう展開を悪いとは言わない。 ただ、人物も動かないと、キャラクタが見えない。

“根無し草” のジョルジュをカマラーダに参加させた “真実” とは結局何だったのか。
皆から 「お人好し」 と言われているローリーがどうして親友のフィアンセを奪うのか。
マックスは結局どんな人物なのか。 説明も、人柄が滲む挿話も無いからよく解らない。
……この辺がどうにも、事件優先に物語を書いたような印象になる原因な気がする。
ジョルジュが戦争に参加するのも、ローリーが親友の婚約者にキスしてしまうのも、
物語を盛り上げる為のエピソードとして考えられ配置されたというのが先ずあって
登場人物の行動や想いの結果そうなった、という風に見えないのがどうなのソレ? と。
「楽しませよう」 と狙って書いたものは総じて無難な出来になってしまうのよ…(涙)


それでも、たとえば 『ネバセイ』 は恋愛モノとしては限り無く微妙だったけど(こら)
反戦ミュージカルと思えばコレ好きだな、と思えたから私の中で結構ヒットした。
でもきっと、コイケ氏の狙いは反戦モノって訳じゃなかった(と思う)から
私も本当はコイケ氏の狙いをストレートに感じ取って、好きだな~と思いたいワケで。

本当に勝手な想像なんですけど、私、イケコ氏はやさしすぎるのかなって気がする。
無難な作品は確かに人を不快にさせにくい。 そこそこ満足するファンも多いと思う。
でも、たまには自己中になって、好き放題な作品作ってくれてもいいのに。 とも思う。
やさしいひとは敵を作りづらいけど、それでも万人に好かれることは絶対に無いんだし
大なり小なり文句言われるのならガツンとワガママになってみても良いんじゃないかと。




ところで。


『アデュー・マルセイユ』 のあらすじ読んだ時には正直、アゴが落ちそうでした(笑)
しかしイケコもワンパタから脱出したくてトンデモな設定を持ってきたのかもしれないし
(※イケコのワンパタ=主人公・ヒロイン・横恋慕エリートの三角関係、及び拉致監禁)
だったら案外おもしろい作品になるかもしれないぞ、と期待しておこうと思いますです。

“平均点ちょい上” にまとめたりとかは良いから、ウキウキ楽しく作って欲しいなあ。

そうしたら、誰が何言おうとも私は、 「コレ好きッッ!!」 って叫び続けられるのに。




スポンサーサイト
【2007/05/27 02:18】 | ヅカ系戯言(その他)。 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<近状報告とか今後の予定とか。 | ホーム | 全身鳥肌立ったのは本気で久しぶりでした。>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://toma723kanon.blog50.fc2.com/tb.php/175-8351bc16
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。